仕事をもらう時に結ぶ業務委託契約に注意

フリーランスが仕事をもらう時、多くの場合は業務委託契約を結ぶでしょう。
しかしフリーランスが業務委託契約を結ぶとき、注意しなければならない点がいくつかあります。
この注意点をしっかり把握しておかないと無用なトラブルになりかねません。
よくあるトラブルが【業務委託契約相談所】で紹介されていたので、あわせて読んでみてください。

まず一番に注意しなければならない点は、業務委託における仕事の内容とその範囲が何かを明確にさせる点です。
この点で、双方に齟齬があるまま仕事を請け負ってしまうと、後から「これができていない」「いや、これは仕事の範囲ではない」とトラブルになりかねません。
こういったことが起こらないようにするためにも、業務委託契約書の中により細かく明確に仕事の内容や範囲を記載して、何を成果物として相手先に提供するのかを双方の認識にズレがないようにしましょう。

また、相手が契約書を作成した場合はこちら側にとって好ましくない条件が書かれていないかチェックすることも忘れてはいけません。
契約を締結してから指摘しても遅いので、疑問点や不明瞭な点についてはしっかりチェックして、契約締結前に双方の認識のズレがないようにすることが重要です。

次に報酬の期限についても注意して確認しましょう。
報酬金額だけでなく、支払い期限もしっかりと業務委託契約書に記載しましょう。
細かく言えば、一括払いなのか分割払いなのかといった点や振込手数料の負担はどちらかなのかといった点も業務委託契約書に明記することで無用なトラブルを避けることができます。

報酬について特に注意したい点は、「いつまでに」、「なにをすれば」、「いくらの報酬になるか」という点です。
この点が曖昧だとトラブルになりかねませんので、支払期限とともに業務委託契約書に具体的に明記するようにしましょう。